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趣味で自動車整備を始めるために揃えたいおすすめ工具【サンデーメカニック向け】

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2018年5月11日 更新

 

どうも、元ディーラー勤務の国家整備士です。

 

たまに

「趣味で自動車整備を始めたいのだけれど、何から揃えればいいのか分からない…」

といった相談を頂きます。

そこで、そういった悩みを持っている方に向けて、趣味で自動車整備を始めるために必要な工具類をまとめてみようと思います。

  • これから自分の車を自分で整備したい方
  • 趣味で始める整備に必要な工具類を知りたい方
  • すでに趣味で自動車整備をしているが、手持ちの工具に不安のある方

こういった方向けの記事になります。

記事の性質上長文になりますので、用途に応じて下の目次をご利用下さい。

どれくらいの難度の整備をするのか

整備と一口に言っても、実際には様々な整備内容があります。自宅で手軽に出来る作業もあれば、専用の設備が必要になる作業も。

そこで、今日は一般的に趣味の整備で行われる作業を分別します。さすがにエンジンやミッションのオーバーホールは趣味整備の範疇を超えてますし。

始めやすい整備

  • タイヤ交換
  • エンジンオイル・エレメント交換
  • ドレスアップ(エアロパーツやアイライン、バイザーなどの取り付け)

難易度中くらいの整備

  • オーディオやカーナビ、ドライブレコーダーの取り付け
  • ブレーキパッド・シュー交換など

趣味でやるにはおすすめ出来ない整備

  • 専門知識が高く要求される整備全般(エンジンやミッション、ブレーキの分解など)

初心者サンデーメカニック向けおすすめ工具

前項で分類した整備内容から、本日まとめる工具は始めやすい整備・難度中の作業をするうえでおすすめの工具になります。品数がやや多くなりますが、ここで挙げるものがあれば大体の作業は可能です。

工具セット

E-value工具セット

一番安く、必要最低限の工具が揃えられる工具セットです。

このセットだけでも基本的な作業は出来るようになりますが、基本的に安い工具は品質もイマイチなケースが多いので、そこは前もって理解しておきたいところ。

また、オフセットレンチのサイズが17までしか無いのも注意です。

アストロ工具セット

もう少し工具に予算を使える方にはこちらのアストロ製セットをおすすめします。

同梱されている工具の数がとても多く、ソケットやレンチ類のサイズも充分。これを買っておけば少なくとも「持っていない工具」ってのはかなり無くなります。

ただ、アストロも工具の質にばらつきがあるので、物によっては後々別のメーカーのものと買い換えることになると思います。

トネ工具セット

さらにワンランク上の工具が欲しい方にはこちらのトネ工具セットをおすすめします。

実際にプロの整備士でも愛用している人が多いメーカーですので、品質は折り紙つきです。このセットがあれば、今後ソケットやラチェット、メガネなどの基本的な工具で困ることは無くなると思います。

値段は高くなりますが、プロも愛用しているレベルとなると仕方ない点ですね。

KTC工具セット

国内最高クラスの工具ならこれです。僕も愛用しています。

国産工具のトップメーカーKTCのセットですので、品質は間違いありません。間違いなくプロユース。

欠点は、値段が高いことです。しかし、これを買っておけば工具の買い足しも少なくなりますし、長い目で見れば安く済むとも考えられます。

一生ものの工具になりますので、長く整備を続ける方には間違いなくおすすめです。

オイルフィルターレンチ

必ず自分の車のエレメントサイズを確認し、合致するサイズのものを選んで下さい。

車種にもよりますが、一般的にエンジンオイル交換を2回毎に、エレメントを交換することが多いです。

軽視されがちなオイルエレメントですが、交換をサボると最悪エンジンが壊れます。エンジン載せ替えになると、膨大な部品代と工賃がかかりますので、キチンと交換しましょう。

オイルジョッキ

新しいエンジンオイルを入れるときに使います。なかったらペットボトルでも代用出来るので必須ではないのですが、オイルをエンジンルームや床にこぼすと悲惨なので、持っているに越したことはないです。

オイルパン

古いオイルの受け皿です。自分の車のオイル容量に合わせたサイズのものを選びましょう。

廃油処理系のケミカル

前述したオイルパンで受けた、古いオイルの処理はこれで。

排水口に捨てたり、土に埋めたりするのは人としてやっていけないレベルの悪事なので、絶対に廃油処理用の道具を使って行いましょう。

テスター

カーオーディオやナビなどの取り付けの際に、主に導通を確認するために使います。

電流や電圧を測定したりすることはあまりないので、安いもので充分です。

精密ドライバー

同じくカーオーディオなどの電装類の取付時に欲しくなります。

ホーザン製のものは強度と加工の精度が高いので、安心して使うことが出来ます。100均のものは絶対に辞めておきましょう。最悪本体が壊れます。

端子圧着工具

立て続けですが、電装系の整備で必要になります。

ギボシ端子などの配線系の作業では必須レベルです。オーディオに限らず、フォグランプの取り付けやディスチャージ換装などの作業をする場合も必要になりますので、多少高くてもホーザンのものをおすすめします。

そんなに壊れる工具じゃないですし、長く使うことが出来ます。

ビニールテープ(絶縁テープ)

加工した端子は、必ずビニールテープで巻いて絶縁しておきましょう。

フロアジャッキ

これが無いとタイヤ交換は出来ないですね。

最近の車は車載工具のパンタジャッキやスペアタイヤを積んでいない場合も多いので、一台油圧ジャッキを持っておくと便利です。整備の幅も広がりますし。

リジットラック

前述した油圧ジャッキで車体を持ち上げたら、安全のために必ずリジットラックで固定しましょう。命にかかわります。

そんなに高いものでも無いですし、4点できっちり固定できれば下廻りの整備やサス交換なども出来るんで、そう考えればコスパは高いです。

クロスレンチ

流石に趣味での整備でコンプレッサーは準備出来ないと思うので、タイヤ交換にはクロスレンチが必要です。

一度やると分かるのですが、3/8サイズのスピンナーハンドルでホイールナットを外すってのはかなり面倒で効率が悪いです。

クロスレンチならトルクもかけやすく早回し出来ますんで、ぐっと楽に作業できます。

トルクレンチ

自分でタイヤを交換したら、最後に規定トルクでホイールナットを締め付けないと重大な事故になります。

車種によってトルクは違いますが、必ずマニュアルを読むかディーラーに確認して、規定トルクで締め付けましょう。

パーツトレイ

インパネをバラすときなど、外すネジ・ボルトが多い場合はこういうケースに収納しましょう。どこにどのネジが付くかキチンと整理しておくのが大事です。

サンプルとして上記のものを選びましたが、似たようなものがあれば100均のでも充分です。部品を仕切って分けられれば良いので。

マグネットトレイ

エンジンルームや足回りなどのボルトナット類をなくさないために、マグネットで固定できるトレイがあると便利です。

KTCの工具セットには最初から入っています。地味だけど、とても役立つし使用頻度が多いアイテムです。

総括

これから趣味で自動車整備を始める方向けに、揃えておきたい工具をまとめてみました。

車種によって「この工具が欲しい」ですとか「これがあれば早い」という違いはあると思いますが、ある程度一通りの作業は出来る工具を厳選したつもりです。

以後はご自身の整備目的や練度に合わせて、工具を買い足したり買い替えたりしていくとよいと思います。そうなって来ると、もっと整備が楽しくなります。

 

この記事で必要な工具類は一通りまとめたつもりですが、もし

「○○の作業をするのに必要な工具を知りたい」ですとか「このメーカーの工具セットの購入を検討しているが、どうか」といったご質問があれば、Twitter(@tenbin_libra)でリプライを頂ければ、答えられる範囲でお答え致します。

 

この記事が、これから趣味で整備を始めようか考えている方の助けになれば幸いです。

以上で、本日の記事を終わります。最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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