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Mac Tools(マックツールズ)という工具メーカーについて語ろうと思う

投稿日:2018年4月16日 更新日:

2018年5月11日 更新

国家整備士かつ工具マニアです。今までに工具へつぎ込んだお金は、軽く7桁を超えます。

工具メーカーについて語るシリーズの第6回目は、Snap-onと人気を二分する世界トップクラスの工具メーカー、Mac Tools(マックツールズ)についてです。

ディーラー勤務時代、Snap-onと同じくらいお金をつぎ込んだ工具メーカーです。色々と買ったし買わされたなぁ…

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では語っていきます。




まず結論

Snap-onと並ぶ世界最高の工具メーカー。

値段はとても強気だが、値段以上の性能を持つ工具が沢山あります。

Mac Toolsを語るうえで、Snap-onとの比較は欠かせないポイントでしょう。

  • 主な販路がバンセールス(直接商品を車で整備工場に持ち込んで販売)
  • 工具に永久保証付き(バンセールスで購入の場合)
  • とても高価

と、共通項目がとても多いです。

一昔前までは「Snap-onもMacも、どちらも品質・値段は同等だから好みで選べ」といった風潮でしたが、近年はMac ToolsがSnap-onを超えてきているように感じます。行きつけの工具屋のおっちゃんも同じ意見でした。

ちなみに僕はSnap-on信者ですが、マックの工具も結構な数所持していました。どの工具にも言えることですが、使い分けが大事です。

マックツールズの良いところ

全体的に高品質

高級工具メーカーですので当然なのかも知れませんが、工具ひとつひとつの質がとても高いです。

メッキは剥がれにくく強靭ですし、鏡面加工された工具はとても美しいです。

工具の強度・剛性がとても高いため、整備をしていて不安な場面が無いです。

国産工具はしなりが大きく、大きいトルクをかける作業をする上で不安になることも多いです。

しかし、マックの工具は全くしならないため、安心して大きいトルクをかけた作業に取り組めます。

ストレートメガネレンチセット

このストレートメガネレンチは本当に素晴らしいです。

  • グリップ部分がSnap-onより細いためアクセスが良い
  • 全くしならない

オルタネーターの下部ロックボルトを緩めるときなど、狭い場所で大きいトルクが必要な作業にうってつけでした。ただ、締め作業に使うとオーバートルクになりやすいので注意が必要です。

メガネ部分の遊びが少なく、しならず作業できるため重宝します。加工も美しい。

3/8 フレックスヘッドラチェット

整備士デビューをして、一番最初に買った高級工具がこれでした。

細かいギア、自在に変えられるヘッド角、トルクのかけやすさ、全てにおいて異次元レベルで使いやすいラチェットです。

当時はソフトタイプのグリップではなかったので、自分で別グリップを買ってカスタマイズしていました。

1/4 スイベルヘッドラチェット

恐らくこのサイズのラチェットで最強の性能です。

  • 100ギア
  • スイベルヘッドによる高い早回し性

と、隙がないです。

過去に何度もおすすめしているSnap-onのスイベルラチェットよりも高性能なのですが、人気すぎて中々買えません。

独自機構がとても優秀

マックの工具のウリで、Mac edgeという最大70%までなめたボルト・ナットを緩められる加工があります。これが実にありがたい。

ソケットの内側に特殊な加工がされており、ほぼ角が取れてしまったボルト・ナットを脱着出来ます。

古い車ほどボルト・ナットがなめるトラブルが起こりやすいため、持っていると安心してどんな車にも対応できます。

もちろん、なめていない部品にも使えます。しっかり噛んでくれるので、使いやすいですよ。

工具のモデルチェンジが多い

メーカーの方針だと思うんですが、頻繁に工具のモデルチェンジ・マイナーチェンジが行われます。

セールスマンが直接整備工場へ出向くという販売スタイルなので、その場で壊れた工具を交換したり、どんな状況で壊れたのか、改善要望などをヒアリングして、それをメーカーにフィードバックしているのじゃないかと。

ともかく、モデルチェンジ・マイナーチェンジが多いということはそれだけ改善サイクルが早く回るってことだと思います。現に工具の品質はどんどん高くなっていますので。

これがデメリットにもなってしまう場合があるんですが、詳しくは後述します。

Mac Toolsのイマイチなところ

とにかく値段が高い

ほんとこれ。

ラチェット一つ取っても15000〜20000円は普通にしますし、ソケットセットなら2〜3万はザラ、メガネやコンビレンチのセットを買おうものなら平気で3〜5万は飛びます。

永久保証付きということを考えれば仕方ないのかもしれませんが、それにしたって高すぎます。

値段にさえ目を瞑れば、品質的には世界トップ工具メーカーの一つと間違いなく言えるでしょう。

モデルチェンジが多いため、絶版工具が多い

前述したメリットでもあるんですが、モデルチェンジがとても多いため、絶版工具がとても多いです。

一度見て「これ欲しい!」と思った工具が、翌週には絶版になっている、なんてことも頻繁に起こります。実際僕がそうでした。

前項と重複しますが、「これ欲しい!」と思ってポンと買える値段ではないので、その辺はなんとかして欲しいです。

担当セールスマンの癖が強い(気がする)

完全に僕個人の経験談になるんですが、他メーカーに比べてセールスマンの癖がとても強い気がします。とにかく自社製品に絶対の自信を持っていて、押しが強い。

結構強引な売り方をする人が多く、以前僕が勤めていたディーラーでは揉めたりすることもありました。ローン契約をしつこく勧められたりもしたんで、その辺は少し注意が必要かもしれません。(個人の経験談です

総括

かなり思い入れが強いMac Toolsについての紹介でした。

何度か書いた通り、正直現状でトップクラスの工具メーカーと言えます。

素早く回る改善サイクルで、凄い勢いで進化をしてきたメーカーだと思います。 数年前は荒削りな工具も多かった印象なのですが…。

恐らくこれからも進化は続くでしょうし、品質もさらに上がっていくでしょう。上手く使い分けながら揃えていきたい工具メーカーです(高いので)。

こんな感じで、今日の工具記事を終わります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事があなたの工具選びの助けになれば幸いです。

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