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Ko-ken(コーケン)という工具メーカーについて語ろうと思う

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2018年5月11日 更新

 

こんばんは、国家整備士で工具マニアです。

工具メーカーについて語るシリーズの第5回目は、個人的に今国内で一番アツいメーカー、Ko-kenについて語ってみます。

過去シリーズはこちら

では語っていきます。

まず結論

「こんな工具が欲しい」を実現してくれる工具メーカー。

使っていて面白い工具が多く、全体的な質もとても高い。

一風変わった工具が多く、かなり尖ったアイテムが多いメーカーです。しかし決してイロモノなどではなく、高い利便性と質の良さを兼ね揃えたハイレベルなメーカーだと思います。

実際に現場で使っていた体験としては、

「こんな工具があったら○○の作業が楽になるなー」

なんて考えて工具を探すと、コーケンならすでに製品化されていた、みたいなパターンがよくありました。実際、コーケンの工具を持っていると作業効率が跳ね上がるってケースがとても多かったです。 

コーケンの良いところ

全体的に工具の質が高い

工具の品質ですが、個人的にKTCと同じくらいの品質に感じます。物によってはKTCを超える物も。

評判が良いのはソケット類と、近年Ko-kenが力を入れているZ-EALというブランド名を関したラチェットハンドルです。

特にソケット類は純粋に加工の精度が高く、さらに点接触・面接触のソケット両種類をラインナップしています。ソケットの食いつきはかなり良く、Ko-kenのソケット以外使いたくないという整備士も多かったです。

僕もインパクトレンチ用のソケットは、コーケン製のものを愛用していました。

安いメーカーのものだと、ホイールナットに変な噛み方をしてしまったり、ホイールに傷を付けてクレームになったりします。多少高くても一流メーカーの物を使いたいところですね。

便利な工具が多い

過去に何度かオススメしているコーケンのベルトテンション調整レンチ

これがあるだけでファンベルトの脱着・調整の作業時間を15~30分ほど短縮できる優れもの。しゃがんだり立ったりを繰り返さなくて良くなるので、身体にも優しいです。

 

 

とても評価の高いナットグリップソケット

ソケットの内側に絶妙な強さのロックばねとボールがはめ込まれており、ソケットにボルト・ナットを保持したまま緩める・締めるが可能になります。

FF車のインテークマニホールド側のカムポジションセンサーなど、位置は分かるけど裏側で目視しながら作業ができないような場所の整備で非常に役立ちます。

 

個人的に好きな工具は

このボールジョイントを使ったユニバーサルジョイントです。一般的なユニバーサルジョイントは可動域が大きすぎてインパクトレンチなどでは使いにくいのですが、この工具はボールで支えているため、可動域を確保しつつ横軸がブレないで動きます。

トルクもかけやすいのですが、ボールジョイントの特性上、少し耐久性が低いという弱点があります。

実際に僕がおこなった整備では、スズキ車のビスカスカップリングの交換をするときに役立ちました。

普通にドライバーをペラシャフトに噛ませて、メガネやギアレンチで緩めて作業をすると20~30分くらいかかりますが、この工具があれば10分以内で終わります。

一度使うと他のユニバーサルジョイントが仕えなくなるほど、素晴らしい工具です。

 

 

他にも面白くて便利な工具が沢山あるので、売り場でコーケンの製品を見ているだけでワクワクします。

良心的な価格

KTCと同等クラスの品質の工具でありながら、値段に関してはKTCよりもかなり安く買うことができます。

こちらのラチェット・スピンナーハンドル・エクステンション・ソケットのセットはKTCの半額近い安さで買えます。品質は負けず劣らずです。

品質も一定以上に高く、値段も手頃。さすがにSTRAIGHTなどの廉価メーカーに比べれば高くはなりますが、それでも値段あたりの品質はかなり高いです。国内トップクラスを名乗れるレベルだと感じています。

Ko-kenのイマイチなところ

売っているところが少ない

TONEやKTCの工具はホームセンターでも売っていることが多いですが、コーケンの工具はあまりホームセンターで見かけません。置いているところもありますが、やや少ないです。

となると、工具の専門店(アストロやファクトリーギアなど)で買うことになります。

ここ数年で工具専門店もロードサイドにだいぶ増えてきてはいますが、ホームセンターと比べてしまうと店舗数は少ないです。近くにあれば良いのですが、なければ通販に頼ることになります。

それを差し置いても品質が素晴らしいので、個人的には多少遠方に足を伸ばしてでも、手にとってみてほしい工具メーカーです。

コーケンの感想

何度も書いたとおり、全体的にハイレベルです。ただ、他の総合メーカーのような工具セットは販売していないです。

率直な感想は、ネプロス>KTC≧コーケン>TONEって感じです(国内メーカーでの比較)。 技術力が高いメーカーなので、今後はKTC超えも充分にあり得ますね。

 

メーカーがプッシュしている、このZ-EALの1/4ラチェットは性能が神がかって素晴らしいです。しかも、安く買える。

持っていて絶対に損はしません。1/4サイズのラチェットを持っていない方は、インパネバラシや狭い箇所の整備をするときに効率が跳ね上がるんで、持っておきたい工具です。

総括

ざっくりですが、Ko-kenについて語ってみました。

例によって僕の主観たっぷりで語り散らかしたんで、人によっては?って思うところもあるかもしれません。個人的にかなり好きなメーカーなんで、結構贔屓めに書いてるところもあります。

ただ、それを差し引いても素晴らしいメーカーであることは間違いないです。KTCやTONEのようなメーカーと比べると、少し知名度が低いところはあります。ただ、決して負けない工具を作っています。一度は使ってみて欲しいなあ。

 

こんな感じで、今日の工具記事を終わります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。この記事があなたの工具選びの助けになれば幸いです。

 

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