どうも、ファミコン・スーファミ直撃世代です。
先日、いつも楽しく読ませてもらっているコバログさんの記事でとても気になるものがありました。
むむ、レトロゲーム特集とな。
PCゲームは残念ながら僕の守備範囲外なのですが、ファミコン・スーファミ・メガドライブ・PCエンジン……全部持ってた訳ではないけれど、結構遊んだことがあるぞ。
こりゃ買うしかない!ってことで、買ってきました。
※長文エントリなので目次を活用ください※
DOS/V POWER REPORT 2018年4月号 レトロゲーム特集 の感想・レビュー
雑誌で購入すると電子書籍版が無料で手に入る
仕事中に立ち寄ったイオンで売っていたので即買いしたのですが、雑誌で購入すると電子書籍版が無料でダウンロードできます。
こういうメモリアル的な本は必ず紙で手元に置いておきたいのですが、電子書籍の携帯性も便利。両方買うでもいいんですが、無料で貰えるならそれにこしたことはない。

手順については雑誌の中にあります。ダウンロードに当たって無料の会員登録が必要になるので、そこだけ注意です。紙で買う方が純粋にお得なので、特別なこだわりがなければ雑誌版がおすすめです。
コンシューマーゲーム機編
僕と同世代(30代)の方は、一番刺さる特集かと思います。
家庭用ゲーム機の進化の歴史から海外ゲームやタイトルの紹介と、昔を思い出しながら読むと最高です。お酒飲みながら、家族が寝静まった夜中にゆっくり読みたいですね。
国産ゲーム機進化の歴史
年表形式で写真をはさみつつ解説されています。

当時のファミコンキッズが憧れたツインファミコンまで掲載されています。この赤いボディに憧れたなぁ。
我が家にはディスクシステムがなかったので、喉から手が出るほど欲しかったです。結局買ってもらえませんでしたが。

周辺機器もばっちりフォロー。パワーグローブは絶対に外せない。ネタ的な意味で。
こんな感じで、1975年のテレビテニスから1994年の初代プレイステーションまでの家庭用ゲーム機が紹介されています。ここまでだけでも買う価値はある。
海外ゲーム機の歴史をひもとく
国産ゲーム機だけでなく、みんな大好きATARIも紹介されてます。
海外向けのファミコン(NES)やメガドラ(GENESIS)もあるよ。

写真は伝説のゲーム機、ジャガーです。一度も実機を見たことがない。
今、遊んで欲しいレトロゲーム
ここから各ゲームソフトの紹介ページになります。メチャクチャ面白いからぜひ手にとって読んで欲しいところ。
ここでは、僕が当時遊んだタイトルを少し紹介してみます。
スターソルジャー

友達の家で、コントローラーをみんなで回し合って遊びました。ゲームソフトのパッケージがかっこよかったんだよなぁ。
確か、このゲームがきっかけで高橋名人は有名になったんだよね。
メタルマックス

順番が逆になっちゃうんだけど、先にスーファミのメタルマックス2をプレイしてから、ファミコン版をプレイしました。レッドウルフがカッコよくてカッコよくて…。
戦車のカスタマイズ、画期的なシステム、最高にカッコイイBGMと、今遊んでも楽しめるんじゃなかろうか。
メタルマックスシリーズは今でも大好きなシリーズです。4月19日発売のメタルマックスゼノも楽しみすぎる!
キャプテン翼

ガッツがたりない!!
元祖面白いキャラゲーじゃないかなって思います。他にもキャラゲーは出てたのですが、発売してる会社がバンダイかタカラでした。皆まで言いませんが、我々ファミコン世代はバンダイとタカラが大嫌いです。
友達に借りて遊んだんですが、ちゃんとキャプテン翼してて面白かったなぁ。日向くんを使って「ごういんなドリブル」で敵陣を突っ切るのが好きでした。
風来のシレン

分かる人には分かる、この画像の絶望感。デレデレレレー!!って例のBGMが脳内再生されます。真空斬りの巻物があればワンチャン行けるか…いや火炎入道が多い、無理かな。
シレンは他のハードにも移植されてるし、今でも遊ぶまでのハードルは低いです。未プレイの方がいたらぜひやってみましょ。千回遊べるRPGは伊達じゃない。
ガンスターヒーローズ

これやるためにメガドライブ買ったわ。近所のTVパニックで。いや、セールで本体が2980円で売ってたんですよ。投げ売り。
豊富な武器、多彩なアクション、歯ごたえのある難易度。これより面白い2Dアクションはなかなか思いつかないぞ。PS2版買おうかな…
パソコンゲーム編
百花繚乱。ゲームとともに進化したパソコンたち
コンシューマー編と同じく、年表形式で書かれています。この辺は全く知識がないけど(そもそも生まれてない時代のものも多い)、見てるだけで楽しめます。

PC8001って名前だけ聞いたことがあるぞ。

X68000も名前だけ聞いたことがある!デザインカッコイイね。

この辺になるとかろうじて知ってるかも…?学校の電算室にあったパソコンがこんな感じだった記憶があります。

これ!友達の家にあった!
友達のお父さんが富士通系列の会社で働いてて、持ってたんです。マインスイーパーみたいなゲームで遊ばせてもらった記憶があります。記憶違いかもしれない。
他にも、忘れてはいけない「あのパソコン」ももちろん紹介されてますよ。どれのことかは買ってからのお楽しみ。フフフ。
今遊んでほしいパソコンゲーム
コンシューマー編と同様に紹介していきます!って言っても、殆ど実機プレイしたことがないので、知ってるゲームだけ!
ウィザードリィ

PCゲーを語るなら外せませんよねぇ。
僕がウィズにハマったのはゲームボーイ版のウィザードリィ外伝からでした。今考えると、キャラクターの初期ボーナスで強いキャラが出るまで粘るのはリセマラですね。
37年前からリセマラはあった。
スナッチャー

これ、プレステでも出てたよね…?
メタルギアシリーズの小島秀夫監督の初アドベンチャーゲームだそうで。実は未プレイなんですが、これは今でも楽しめそうですねー。
ラストハルマゲドン

エモノがいたぜ
これしか知りませんでした!むしろこれが言いたかっただけまである。
しかしこのゲーム、雑誌を読みながら設定やらシステムを調べてみるとめちゃめちゃ面白そうですね。おどろおどろしいグラフィックとドット絵の雰囲気が、また不気味さに拍車をかけててカッコイイ。
アレなゲームも紹介されてるよ
あんまり具体的に書くと怒られるので、これだけで勘弁してください。

アーケードゲーム編
コンシューマ、PCときたらアーケードも欠かせません。
と言っても、世代的に遊んだことのあるゲームや知ってるゲームが少なかったです。それと、やっぱこの時代はゲーセンと言えばシューティングだったんですかね。
僕は格ゲー世代だったので…(´・ω・`)
今遊んでほしいアーケードゲーム
源平討魔伝

これ知ってる。ナムコの月風魔伝だよね(ナムコファン激怒)。
冗談は置いといて、ゲーセンの大型筐体でこれ遊んでみたかったなぁ。キャラクターがでかく表示されてると無性に嬉しくなっちゃうんですよね。
アフターバーナー2

これ、小さい頃デパートの中のゲームセンターで遊んだ記憶があるんだけど、プレイヤーが乗り込むタイプの筐体だった気がするんだよなぁ。記憶違いかなぁ。
幼稚園くらいの頃に親戚に連れてってもらって遊んだ気がするんだけど、違うタイトルだったかな(´・ω・`)
ミサイルのアイコンに見覚えがあるんだけど。
レトロゲーセンをめぐる
素晴らしいことに、こういったレトロなアケゲーが今でも遊べる場所が今も存在しています。
それぞれの店舗が写真付きで紹介されており、素晴らしく面白い。写真を見ているとワクワクがとまらなくなります。
実際に紹介されている店舗は
関東編
- ビデオゲームミュージアム ロボット深谷店(埼玉県深谷市)
- ゲーセン・ミカド(高田馬場)
- ナツゲーミュージアム(千代田区神田佐久間町)
愛知・大阪編
- 天野ゲーム博物館(愛知県西尾市)
- ゲームセンターKINACO(大阪市浪速区)
- 箕面温泉スパーガーデン(大阪府箕面市)
- ゲームセンターロイヤル(大阪市北区)
個人的に一番気になった、というか絶対遊びに行こうと決意したのがこちら。
千代田区のナツゲーミュージアムです。

この雑多な感じ!テーブル筐体!たまんねえ!
なにより惹かれたのが
併設のナツゲ屋では駄菓子やドリンク類も販売。駄菓子を食べながらテーブル筐体で遊ぶと昔の駄菓子屋にタイムスリップしたかのような感覚だ。
(75ページ)
ああ…駄菓子を食べながらNEOGEOをプレイしたあの頃が蘇る……(´;ω;`)
そう遠くない場所にあるんで、近いうちに遊びに行ってやろうと思います。
その他の注目コンテンツ
レトロゲームミュージックの最新形

個人的にゲームミュージックはコナミ矩形波倶楽部、というか古代祐三が最強と信じて疑わない人間なんですが、それはおいといて。
この項目では、ゲームの音源チップの進化に合わせたゲーム音源の変遷、ゲームに歌が入るようになった時期、エイトビットサウンドのリバイバルブームなどなど、面白い切り口でゲームミュージックについて語られています。
意外な楽曲も取り上げられてて実に面白かった。
レトロゲーム文化の発信地 BEEP秋葉原

アキバは何度も遊びに行ってるのに、このお店知らなかった!
レトロゲー見に行くときはスーパーポテトに行っちゃってたんだ…
このお店の最大の特徴は、レトロパソコンゲームを豊富に扱っているという点でしょう。スーパーポテトはコンシューマばっかりだしね。
オーバーホール済みの中古パソコン、レトロパソコンゲー専用コーナーだけでもありがたいのに、80〜90年台の雑誌まで取り扱っているという盤石っぷり。
次に都心へいくときは、前述のナツゲーミュージアムと合わせて意地でも遊びに行ってやろうと心に決めました。
総括
書くのが楽しすぎて、ここまであっという間でした。これだけ語ってもまだまだ足りないから、この特集のボリュームは本当に凄いです。
僕はファミコン・スーファミ世代なので、レトロパソコンゲームに関しては、殆ど知識がありませんでした。タイトルだけ知っているのがちらほらある程度。
この雑誌の、今回の企画はレトロパソコンゲームの情報がとても濃いと感じました。もちろん、他の情報も充分に濃いのです。しかし、編集者がレトロパソコンゲームを語りたくて仕方なかったのではないか、なんて疑ってしまうほどの濃度でした。
ファミコン世代だけでなく、パソコンゲーム世代の方もバッチリ楽しめる素晴らしい本だと思います。僕はこの雑誌絶対に手放さないぞ。永久保存版や!
ですんで、ドット絵が大好きな方やPC-8801をリアルタイムで触ってたような方は、めちゃくちゃ楽しみながら懐かしめる最高の雑誌です。
さあ、買おう。で、一緒にレトロゲーについて語り合いましょう。