コーヒーが好きなんです。
味だけで「これはキリマンジャロだね?」とか言えたりするほど詳しくはないんですが、人並み以上にはコーヒーが好きだと言えます。
で、自宅でも豆を挽いたりして飲むんですが、僕はフレンチプレスを使ってコーヒーを淹れています。
今日はそんなお話をしてみようかなと。
フレンチプレスとは?
コレです。
具体的な説明はWikipedia先生から引用してみます。
フレンチプレス(英語:French press)はシンプルなコーヒー抽出器具である。1929年にイタリア人デザイナーのアッティリオ・カリマーニが特許を取得している。
別名プレスポット、コーヒープレス、コーヒープランジャー、カフェティエール(イギリス)、カフェティエール ア ピストンと呼ばれている。
ざっくり説明すると、
コレにお湯を淹れて、その上に挽いたコーヒー豆を入れて、プレスを押し下げてコーヒーを抽出する器具
ってところですかね。
フレンチプレスでコーヒーを淹れるメリット
で、そんなフレンチプレスなんですが、当然わざわざ器具を使ってコーヒーを淹れるだけあって、普通のペーパードリップとは違った良さがあります。
個人的に感じるメリットは下記の2点です。
ペーパーの酸味がなくなる
一番メジャーなコーヒーの淹れ方って、多分ペーパードリップだと思うんです。
こんなやつ。
で、ペーパーフィルターを使ったコーヒーって、どうしてもフィルターのにおいがコーヒーに移るんですよね。
気にならない方は気にならないレベルなのかも知れませんが、僕はどうもこのフィルターの雑味が苦手で。
なもんで、フィルターを経由せず、ダイレクトにお湯にコーヒーが抽出できるフレンチプレスを選んでいます。
豆の香りがダイレクトに出る
余分なものを使わないので、豆の香りのロスが少ないってのがメリットだと感じています。
この辺は好みの問題も大きいんですが、苦味が強めのコーヒーほど強く差が出るように感じます。
僕の好みが「苦味強め+酸味少なめ+濃い目に淹れたコーヒー」なので、求めるものがピッタリ合致しております。
フレンチプレスを使ったコーヒーの淹れ方・手順
準備するもの
フレンチプレスとミルとマグカップ、コーヒー豆です。
フレンチプレス(コーヒープレス)
ハリオ製のものを使っています。
近場で売っていた唯一の国産メーカーでした。他社のプレスを使ったことはありませんが、ハリオのプレスを使っていて不満な点は一切ありません。
コーヒーミル
プレスと同じく、ハリオ製のものを使っています。
ハンドルを回したときのゴリゴリした感触がとても気持ち良いです。セラミック刃なので、摩耗の心配が無い点も嬉しいポイント。
コーヒーミルで豆を挽く
最初にミルを開けて、豆の粗さを調節します。
ミル下部のネジ部を回すことで、調整できます。
- 時計回りに回すと豆が細かく
- 反時計回りに回すと豆が荒く
挽けるようになります。使うコーヒー豆の特徴に合わせて調整するのがベストです。
今回使う豆は、カフェジーニョという
- 苦味強め・酸味少なめ
- コク中くらい
- 深煎り
の豆を使います。深煎りされて黒光りしているコーヒー豆が美しい。
僕は濃い目が好きなので、1人分あたり大さじ2~3くらい入れます。
で、ハンドルをゴリゴリ回します。
1.5人前くらいの量になりました。
コーヒープレスにお湯を入れて、豆を投入。その後蒸す
事前に沸かしておいたお湯をフレンチプレスのグラス部に入れ、その上にさっき挽いたコーヒー豆を入れます。
これは我流なんですが、僕はこの状態で3分ほど待ちます。こうすることで香りが良くなる(ような気がする)ので。
3分ほど蒸すと、こんな感じになります。何もしてないのに、煮出されてますね。
プレスする
で、プレス部分(蓋)を装着して、コーヒー豆を押し下げます。
注意点は
- なるべくゆっくり押し下げる(香り高くなります)
- 下死点まで押し下げたら動かさない(動かすと豆が浮き上がる)
- ゆっくりマグカップに注ぐ
この3点です。
美味しくいただく
分かりにくいかもしれませんが、コーヒー豆由来の油が浮いています。
この油分が口当たりをまろやかにしてくれて、かつコーヒーの香りが強くて美味しいのですよ。
今日は無印良品の「イチゴのブールドネージュ」、「イチゴのホワイトチョコがけ」をオトモにいただきました。
苦味が強くてコクのあるコーヒーと、軽くて爽やかな甘さがいい感じに合いました。
フレンチプレスの片付けかた
上記のようにフレンチプレスでコーヒーを淹れると、とても美味しくていい香りを楽しめるのですが、一つだけ難点があります。
後片付けがとても面倒なことです。
グラス部分は普通に食器用洗剤を泡立てて洗えばいいんですが、問題はプレス部分。
上記画像の部分に、コーヒー豆が入り込むので洗うのが厄介です。
ここに豆が入り込んだ場合は
- 歯ブラシなどで磨く
- 爪楊枝で掻き出す
僕はこのどちらかで取り除いてから、食器用洗剤で洗います。手元にあれば泡タイプの洗剤も良いですね。
総括
こんな感じで、いつもコーヒーを楽しんでおります。
ざっくりまとめると
- ある程度苦味やコクをコントロール出来る
- 豆の香りがダイレクトに抽出される
- ペーパーの雑味が無い
- 後片付けが面倒
こんな感じです。個人的に一番嬉しいのは、ペーパーの雑味がゼロになる点ですね。神経質になりすぎているかも知れませんが、ペーパードリップだと、どうしても紙の風味が気になってしまうので…。
豆の香りを重視したい方には、間違いなくオススメです。
興味があれば、是非一度試してみていただければ嬉しいです!
以上で今回の記事を終わります。最後までお読みいただきありがとうございました。