「つなぎ」としてのコールセンター勤務・資格取得や転職活動がやりやすい!

仕事・転職

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そろそろ正社員として働きたい。でも、資格も経験も無い…

こんな悩みを持ちながら、派遣やフリーターとして働いている方は多いと思います。

少し境遇が違うけど、僕も同じように悩んでいた時期がありました。

この記事では実体験を元に、派遣でコールセンター勤務をしつつ正社員を目指すという点について書いていきます。

  • 仕事をしつつ資格を取りたい
  • ある程度の給料は確保したい
  • コールセンター勤務を検討している

といった方には参考になるかも知れません。よかったら読んでみて下さい。

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正社員までのつなぎの働き方として考えれば良い選択

最初に結論から言うと、次の仕事を見据えて働く場合、コールセンターはかなり適した環境と言えます。

実際に僕は

  1. コールセンターで生活出来るくらいの給料を貰いながら
  2. 仕事の後に資格の勉強
  3. 資格試験を受験し合格
  4. ハローワークや求人サイトをフル活用し、正社員として転職

この流れで正社員になりました。

実際に行った流れはこの記事で書いています。

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派遣コールセンター勤務から抜け出して正社員になるためにやったことまとめ

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同期の中には、仕事が終わった後、夜間学校に通いながら公務員試験に合格といった偉業を達成した方もいます。

では、次の項目からコールセンター勤務が転職で正社員を目指しやすい理由について説明していきます。

正社員へのつなぎに適している理由

実際に僕がコールセンター勤務から正社員への転職をするにあたって、

これは正社員を目指す上で大きなメリット!

と感じた部分を、実体験を交えながら説明していきます。

平日休みを取りやすい

平日休みを取りやすいと、具体的に以下のようなメリットがあります。

  • 説明会・面接・入社試験などのスケジュール調整がしやすい
  • 資格試験を受験しやすい(平日開催が多い)
  • オフ日の場合もリフレッシュしやすい(混雑が少ない)

主にこの3つが大きかったです。

僕が勤務していたコールセンターの休み体系は以下の通りでした。

  • 休みの希望を月に3日まで出せる
  • 追加で指定の休日がある場合は、オペレーター同士でシフト交換

つまり、限度はあるもののかなり休みに融通が効きます。

ですので、資格の勉強会や就活系のセミナーにかなり参加できました。

定休日ではなく、希望の休日に休めるのは大きなメリットです。

それと、ときにはしっかり休んだり気分転換することも大事です。

コールセンターは中々ストレスが溜まりやすい職場で、仕事だけでなく就活や勉強で溜まったストレスを発散することは本当に大切です。

平日休みは、基本的にどこに出かけても混み合わないので、普段は人気で行列が出来るような場所もスムーズに入れたりするってメリットもあります。

高時給なので比較的稼げる

時給は高い
時給は高い

別の記事で書きましたが、コールセンター勤務は時給が高い傾向にあります。

クレームに当たった場合の精神的なストレスなどを考えれば安い気もしますが、少なくとも一人暮らしで生活をするには十分な給料を貰えます。

流石に贅沢は出来ませんが、家賃・光熱費・食費・資格試験用や就活用の出費くらいならカバー出来ます。

もし稼ぎが必要になった場合でも、コールセンターは早出・残業を歓迎しているところが多いので、その気になれば手取りで34万円くらいは稼げます(経験談)(センターや時給によって異なります)。

楽な仕事ではありませんが、生活を支えながら転職活動ができます。

基本的に定時退社が可能

前項で「早出・残業で稼げる」と書きましたが、早出・残業を強制されることはありませんでした。

依頼されることはありますが、断っても何のデメリットもありません(気まずいかも知れないけど)。どうしても断れない場合(世話になっている上司から頼まれた場合など)でも、残業は15分や30分と短時間でOKだったりもします。

つまり、仕事の後の自由時間がたっぷり取れます。

資格試験の勉強に費やすも良し、夜間の学校で勉強するのも良し。たまに同僚と飲みに行くのも良い気分転換になります。

特に資格試験は勉強にかけた時間が合格率に直結するケースが多いですし、自分の時間を沢山取れるメリットの大きさは計り知れません。

コールセンターで転職前提で働く場合の注意点

精神的に疲れて何も出来なくなる場合も

何度も書いているように、コールセンターの仕事は精神的にキツいです。

理不尽なクレームの対応や顧客からの心無い暴言など、ありとあらゆる所にストレスは潜んでいます。

慣れてしまえば切り替えられるようになりますが、慣れないうちはかなり辛い仕事だと思います。参考までに、僕はクレーム対応に慣れるまで3ヶ月くらいかかりました。

  • 最初の3ヶ月くらいは修行と思って耐える
  • 耐えられないと思ったら別の仕事を探す
  • 3ヶ月頑張っても耐えられない場合も別の仕事を探す

初めからこのくらい割り切っていたほうが気楽で良いと思います。

コールセンターは人の出入りが激しい業界なので、すぐ辞めるのはめずらしくないです。

正社員登用は非常に狭き門

コールセンターの求人を見ると

「正社員登用制度あり!」

と書いてあるものが多く見られますが、ほぼ不可能レベルの狭い門です。

就活が上手くいかない…

資格試験に受からない…

など、辛いことも転職活動には多いです。そんなときに「働きなれたコールセンターで正社員を目指そうかな…」なんて考える方もいます。

それだけは辞めておいたほうがいいです。

実際の数字を出しますと、僕が働いていたコールセンターでは

  • 派遣から正社員になれる人は300〜500人中1〜2人
  • 正社員登用試験は一度しか受けられず、落ちたら二度とチャンス無し

でした(特定回避のために少しボカしています)。

しかも、社員登用されるには合計4回の出世が必要で、最短でも2〜3年はかかります。現実的な数字ではないので、よっぽどコールセンターが天職だ!って方以外は考えない方が良いでしょう。

まとめ

これらの点を踏まえて、しっかり自分で転職への道筋を考えられる方にはかなり良い環境だと思います。

あまりガチガチに考えすぎても辛いですので、2〜3年計画で資格取得・正社員転職を考えてみても良いかもしれません。

実際、僕はコールセンター業界で3年ほど仕事をしていたので。

以上、コールセンター勤務を正社員への「つなぎ」として考えてみました。

コールセンターについて悩んでいる方が、少しでも参考にして頂ければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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