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KTCという工具メーカーについて語ろうと思う

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こんばんは、2級自動車整備士の天秤です。

 

前にも工具についての記事で語りましたが、僕は過去に自動車ディーラーで働いていました。怪我をしてしまい、整備の道からは離れてしまったのですが、今でも整備は好きです。

www.tenbin-libra.com

 

仕事で車の整備を続けるうちに、整備そのものよりも、作業で使う工具の魅力に取りつかれてしまい、使う使わない関係なく、工具コレクターみたいになってしまっていました(笑)

 

折角なので、僕が持っている工具の知識をシェアしていこうと思い、シリーズ物として、工具メーカーについて語っていこうかなと思います。

 

第一回となる今日は、日本を代表する工具メーカーKTC(京都機械工具)についてです。どうぞお付き合い下さいませ。

 

 

まずは結論

KTCの工具を揃えておけば、一般的な整備をする上で困ることはありません。

実際、僕も整備士として仕事を始めたときは

奮発してこの工具セットを買ったのですが、車検整備や一般的な整備をする上で、出来なかった作業はありません。作業効率まで考えるとまた別の話になりますが……

セットになっている工具も、全て品質が高くて使い勝手も上々です。

どのメーカーの工具を買うか悩んだときは、KTCを買っておけば間違いはありません。そんなポジションのメーカーです。

KTCの良いところ

質実剛健な造り

僕の主観になってしまうのですが、KTCの工具は質実剛健という言葉がよく似合います。

基本に忠実なデザインといいますか、奇をてらったような工具はほとんど無く、手に持ったときもずっしりとした、全体的に骨太な造りになっています。

例としてこのフレックスラチェット(頭の部分の角度を調整できる)も、フレックスヘッド部分以外は、必要最小限の造りになっていますね。使い心地は良いです。

比較的買いやすい価格

Snap-on*1などの海外メーカーに比べれば、になってしまいますが、KTCの工具は割と良心的な値段です。

このドライバーセットは、6本のプラス・マイナスドライバーがセットで3980円(プライム価格)です。一本あたりに換算すると700円を切る値段です。この価格で、KTC品質のドライバーセットが揃うのはありがたいですね。

全体的に高品質

メガネレンチやオフセットレンチなど、基本的な工具すべてに、手に持ったときの安心感があります。

何度も言っていますが、全体的に工具そのものの基本的なクオリティが高いので、役に立たない工具が存在しないのが、KTCの強みだと思います。

ここはちょっと……ってところ

むやみに褒めちぎっても仕方ないので、実際に僕が使っていたときに感じた、ここはイマイチだなってところを書きます。

狭いところの整備が面倒

全体的に骨太な造りをしていると前述しましたが、それが逆に悪い点となってしまうこともあります。

特に軽自動車を整備するときに思うのですが、狭い場所での整備をするときは、工具の大きさが邪魔に感じることがあります。

もちろん、工具が入ってしまえば大体の作業は出来るんですが、作業効率を考えると、他のメーカーの工具を使った方が良いケースも多々あります。

 

これくらいしか思いつきませんでした。それくらい良いメーカーだと思います!

最上位モデル、ネプロス

質実剛健な造りのKTCですが、最上位モデルのネプロスというブランドがあります。

KTCの工具が持つ、堅牢な造りはそのままに、全体を鏡面加工で仕上げ、肉厚を薄くし、精度を高めた工具です。

フォルムもややコンパクト、デザインも美しい工具が多く、最上位モデルの名に相応しい工具です。ただ、高い!海外メーカー並に高いです。

僕自身は所有していませんでしたが、整備士の先輩がネプロスファンで、何度か工具を借りたことがありますが、使い勝手は素晴らしい物でした。

鏡面加工が本当に美しいので、興味があったら拡大して見てください。

総括

個人的に、やや値段は高いけれど、入門用の工具としてはKTCが最適だと思います。

現場で様々な整備士を見てきましたが、基本の工具セットはKTCを購入し、必要に応じて他のメーカー工具を買い足すスタイルが1番メジャーでした。

また、長く整備をしていると、どうしても工具は壊れます。KTCの工具も例外ではないので、「工具が壊れた=壊れるまで整備をした」という考え方で、もっと良い工具に買い換えるってことも出来ます。鉄の剣から稲妻の剣に、みたいなノリですね。

 

僕は最終的に海外メーカーの工具にハマってしまい、所有する工具も7割くらいは海外品でしたが、それでもKTCの工具は使い続けていました。駆け出しの整備士だったころからの付き合いってこともあり、愛着もありますしね。

 

という訳で、工具語り第一回は以上で終わりとなります。最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

 

 

*1:世界最高の工具メーカー。カッコいい。高い。

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