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車のエンジンオイルをジャッキやリフトを使わずに交換する方法

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一般的に自動車のエンジンオイルを交換するときは、

  • フロアジャッキで前輪側を浮かせて作業する
  • 自動車用リフトで車を持ち上げて作業する

この2パターンです。

 

自動車整備工場であれば、ジャッキ・リフト両方ともありますが、自分で自分の車を整備する場合は、どちらも手元に無い場合もあります。

そこで今回は、フロアジャッキ・自動車用リフトどちらも使わずにエンジンオイルを交換する方法を紹介します。興味があれば読んでみてくださいませ。

※注意!※

この方法では作業できない場合もあります。全ての車種でできるやり方ではないので、あらかじめご理解ください。

フロアジャッキやリフトを使わないでエンジンオイルを交換する方法

ハンドルを目一杯右に切って作業を行う

これだけ!

初めに言ったように、当然この方法で出来る車種出来ない車種がありますが、実際に現場で見た感じでは、国産車なら5割くらいの車種は出来ます(体感)。

当然ですが

  • 極端にローダウンしている車
  • 極端に太いタイヤを履いている車

は厳しいです。念の為、エンジンオイル交換の手順をしっかり説明していきますね。

実際のオイル交換手順

事前準備

まず、以下のものを用意しておきます。

作業準備

作業準備

順番に

1.オイルジョッキ

新しいエンジンオイルを注入するときに使います。これがないとエンジンルームにオイルが溢れまくって悲惨なことに。

乗用車であれば、容量5リットルのものであれば問題ないと思います。

2.ウエス(キムタオル)

こぼれたオイルを拭いたり、汚れた部品を綺麗にするときに使います。繊維の強いティッシュみたいなやつです。

今回は2枚使用しています。

3.ブレーキパーツクリーナー

脱脂洗浄剤です。

こぼしてしまったオイルや、ドレンボルト・パッキンなどなど、色んなものを綺麗にします。

オイル交換に限らず、持っていると便利なケミカル。一般家庭にもあると便利です。

4.エンジンオイル

新しく入れるオイル。

自分の車に合ったグレードを選ぶのが大事ですが、国産車なら10W-30と書かれているオイルならほぼ問題なく使えます。※例外ももちろんあります。

心配な場合は、カーコーナーの店員さんに自分の車に使って大丈夫か聞いてみましょう。

5.軍手

素手で作業すると

  • 痛い
  • オイル塗れになる
  • 怪我をする場合も

安いやつでいいんで、ちゃんと軍手しましょう。

6.コンビネーションレンチ

ここ一番大事なポイント。

メガネでもスパナでもなく、必ずコンビネーションレンチを使って下さい。

理由は単純で、

  • メガネレンチだと45°オフセットとリーチが邪魔して作業できない
  • スパナだとボルトが破損する(ナメる)

これです。KTCのコンビネーションレンチだと、メガネ部分の微妙なオフセットが上手くドレンボルトに噛んで、トルクが逃げなくなります。

7.オイルパン(オイル受け)

廃油受けです。

ジャッキアップしないで作業をする都合上、底が浅いタイプがおすすめ。

無かったら鳩サブレーの缶とかでも代用できます。

8.ドレンパッキン

エンジンオイルを交換する毎に、必ず交換が必要な部品。

これの交換をサボるとエンジンオイルが漏れ、最悪エンジン本体が焼き付いたりします。

ホームセンターとかで売ってることも多いんで、きちんと準備しておきましょう。

番外編:廃油処理ケミカル

僕は会社に廃油処理設備があるので使っていませんが、自宅ガレージなどで整備をする場合は必要です。

廃油は必ず専用のケミカルを使って処理し、自治体のルールに従って処分しましょう。

番外編2:オイルエレメントとフィルターレンチ

 

エンジンオイルと合わせて、エンジンオイルエレメントを交換するときはこの2つが必要になります。

フィルターレンチは3/8インチのラチェットハンドルエクステンションバーを組み合わせて使います。

エンジンルーム編

ボンネットを開けます。

で、オイルフィラーキャップとレベルゲージを外します。

エンジンルーム1

エンジンルーム1

上の矢印がついている黄色いのがレベルゲージです。上に引っ張れば抜けます。

古い車種の場合、レベルゲージのOリングが固着して抜けない場合があります。スルッと抜けない場合は、無理に引き抜かずに、潤滑剤をスプレーして少しずつ抜くか、整備工場に持ち込みましょう。これ、折れると地味に修理面倒なんです…。

 

下の矢印がついているのがオイルフィラーキャップです。

これも固くて開かない場合はプライヤやモンキレンチで挟んで回せば開きます。

ハンマーで叩いて開けたりしちゃダメです。掴む部分が壊れます。(やったことがある) 

外したキャップとゲージ

外したキャップとゲージ

外したゲージとキャップはこんな感じで避けときましょう。

オイルを抜く

ハンドルを切った状態

ハンドルを切った状態

こんな感じでハンドルを目一杯切ったら、右腕が入るくらいのスペースが出来ます。

車が花粉と黄砂で汚くなっているのは見逃してください。

 

オイルパン設置

オイルパン設置

オイルが抜ける位置に、オイルパンを設置します。

それと、矢印の位置あたりにドレンボルトがあります。手で触って、位置を確認しておきましょう。 

 

コンビネーションレンチを噛ませる

コンビネーションレンチを噛ませる

この写真の用にコンビネーションレンチをドレンボルトに噛ませ、緩める方向(反時計回り)に動かして緩めます。

ある程度緩んだら、手でドレンボルトを緩めて外します。

新しいオイルを準備・ドレンパッキン交換

エンジンオイルを抜いている間に新しいオイルの準備とドレンパッキンの交換をしておきます。

エンジンオイル準備

エンジンオイル準備

オイルジョッキに入れます。

それと、今回は気まぐれでエンジンオイル添加剤を使ってみることにしました。

使ったのはコレ。信頼と実績のKUREです。

 

ドレンパッキン

ドレンパッキン

左にある輪っかがドレンパッキンです。こんなにしょぼい部品でも、きちんと交換しないと大変なことになります。

古いオイルが抜けたら、パッキンを交換したドレンボルトをしっかり組み付けます。コンビネーションレンチでしっかり締め付けてください!

新オイル注入・量の確認

エンジンルームからオイルを入れます。 

オイル注入

オイル注入

写真を撮っている関係で片手でジョッキを持って入れてますが、きちんと両手でホース部分とジョッキ部分を持って入れたほうが良いです。

一度に大量に入れると吹きこぼす場合があるので、少しずつゆっくり入れます。

 

オイルを入れたら、レベルゲージを差し込んで、引き抜いてオイルの量をチェック。 

レベルゲージの見方

レベルゲージの見方

レベルゲージは車種・メーカーによって造りが違います。心配な場合は、車検証入れに自動車の取説が入ってますんで、そちらをチェック。

エンジンオイルの量は

  1. エンジン始動前
  2. エンジンが始動したら30秒ほど待機、その後エンジンを切ってからもう一度

合計2回、量をチェックします。

オイル漏れがないか確認

最後に、エンジンルーム・ドレンボルトからオイルが漏れていないかチェックをします。

エレメントを交換した場合は、エレメントからも漏れていないか確認します。

これで作業は終わりです( ・`ω・´)

総括

以上、ジャッキ・リフトを使わずにエンジンオイルを交換する手順でした。

もちろんフロアジャッキやリフトがあれば、そっちを使って交換するほうが確実ですが、ジャッキを用意できない状況・単純に面倒なときなんかはこのやり方を覚えておくと便利です。車高の高い車の場合は特に。

 

エンジンオイルの交換だけでも自分で出来れば、工賃の節約にもなるし、車へ愛着が湧きます。

これから自分で自分の車を弄りたい方は、たまにボンネットを開けてオイルや冷却水の量をチェックしてみてはいかがでしょう。新しい発見があるかも知れません。

 

以上でこの記事を終わります。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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